Mariko's TRICKFEST 3 REPORT

文:Mariko           Aug. 24 - 28, 1999

◆ 後 編 ◆

27日(金)

    11時からホールでRobinのヴォーカルクリニック開始。
    クリニックというよりQ&Aの趣がある。Robin自身も初めての事なので、どうしたらいいかわからないと言っている。1時間の持ち時間のなかで静かに話す彼の声に聞きほれる。
    最後には娘のHollandと長男のIanもステージに上がって紹介された。
    もう一人の息子のRobinJr.は小さいスネアドラムを用意されて、パパに「Bun.Eから習ったように叩きなさい」と促されるものの、御機嫌ナナメのせいかいやがって叩かない。(まだ5歳だから・・・)
    ところが、重いギターを手渡されると、おもむろにI Know What~を引き始めた!観客大喜び。息子のギターで歌うRobinパパ。
    ママとおばあちゃんも客席から応援してる。実にほほえましい光景だった。
    次はTom。ベースをかき鳴らしながら登場し、最前列にいる私達の目の前のステージに腰掛けてくれた。グリーンの玉虫っぽいスーツが良く似合う。やっぱりQ&Aになってしまったが、Robinと違ってジョーク連発。
    Bun.Eの時は本当にドラムクリニックだった。誰それのシャッフルはこうだけ ど、自分のはこうだ。としゃべりながらテクニックを披露。チープ・トラックの シゲちゃん、興奮して質問してまわりをハラハラさせる。壊れたらしい・・・
    最後はRick。日本公演の日程について逆にこちらへ質問していた。
    ギターの弦はこれを使っているといいながら取り出して、6本セットでSushimanこと金井田さんにあげてしまう。おまけに最後には、おニューのチェッカー模様のスニーカーまでプレゼント。ずいぶん気に入られたものだ。
    5時からはMFHのビデオ上映会。自分が大口あけて歌っている姿が映っているのをみて唖然・・・。それはともかく良いビデオになっていた。
    セットリストはCDと同じ。しかし4夜連続で行われたライブなのにCD一枚分にまとめられてしまったのはちょっと心残り。Bun.E曰く、「2枚組みにしたら誰も買わないだろ?」そうかなぁ・・・?
    このあと、クラスフォトの撮影があった。




28日(土)

    11時にチェックアウトをすますと、今回のTrickfestのハイライト、 Rockfordへ向かう。Rockfordが近づくとカーラジオからCTの曲が流れ出した。「今夜はCTのショウがあるぜぃ!」などとDJが叫んでいる。クロックタワーが見えてくると、もうワクワク!我々のメッカであるRockfordだぁ~!ついにここに来る事ができた!
    途中、Harmony Rileyという通りを見つけた。Rickの息子達のバン ドの名前だ。
    会場はRockriver(あらいぐまラスカルでお馴染み)沿いのDavis Park。
    私達が着いた頃はすでにすごい人でうまっていた。2万人は入っていたと思う。
    久しぶりの野外コンサートで気分がいい。TF3参加者はVIP席が用意されてい て、前の方だけ柵で仕切られていた。ショウは三部構成になっていて、最初は通常の セット。

    <第一部>

    Ain’t That A Shame
    I Want You To Want Me
    Oh Candy
    In The Street(最後はハロー ロックフォード!と叫んでいた)
    Voices
    If You Want My Love(ここでJon Brant登場。)
    She’s Tight(Tod Howarthもいたのでキーボードがちょっと 耳につく)
    Can’t Stop Falling Into Love(Robinのヴォー カルの魅力炸裂!)
    Gonna Raise Hellはやっぱり最高!

    <第二部>

    Rockford交響楽団とのセッション。

    I Can’t Take It(Rickの3男Daxxがパーカッションで参 加)
    Take Me To The Top
    It All Comes Back To You(Ianがギターで参加)
    Tonight It You
    Time Will Let You Know(Robinの母校のコーラス部の 生徒達が参加おまけに、娘のHollandとRobinのデュエット!泣けます!)
    Worlds Greatest Lover(長年Rickの夢だったRockf ord交響楽団とのジョイントでRick自身がヴォーカルを!これも涙!歌い終わってRobinが歌うほうがいいね、と照れくさそうに笑う。最高)
    The Flame
    Stop This Game
    Dream Police

    Tomがオーストラリアから来ているスティーブをステージに呼んだ。
    何事かと思ったら、2万人の観衆の前でガールフレンドにプロポーズ。去年の10月のNYのアルバムショウで知り合ってもう結婚?早過ぎないか?

    <第三部>

    I Know What I Want
    Woke Up With A Monster
    Never Had A Lot To Lose
    You’re All Talk(ガンズのスラッシュ登場)
    I’m Losing You(Rickがジュリアン・レノンが来る予定だったが ダメになった、と言っていた。ファンの誰かが「Yokoはどうだ?」と聞くと「No Yoko」と言って慌てて、「いや、ヨーコでもいいんだけど・・・」と。替わりにRickの次男のMilesがギターで参加。)
    Hard To Tell
    Oh Claire
    Surrender

    <アンコール>

    Just Got Back(ビリー・コーガン登場)
    Day Tripper(エヴァークリアのアート・アレクシスとか言う人登場)
    Who’d King(今回のハイライト!ドラムが3つ出てきて真中の一段高いド ラムにDaxxが座っている。Rickがヴォーカル。他にたくさんの太鼓隊が現われて、コーラス部の生徒達も協力して大騒ぎ。)

    RickがTF3参加者達にBun.Eのお面をつけるように指示をする。
    熱気は最高潮に達し、太鼓隊と一緒にメンバーがステージを降りて客席の間をパレードしながら会場を出て行く。Robinは奥さんのPamとJr.を連れている。 もうまるでディズニーランド!いったいこれは何?本当に夢を見ているよう。
    最後はBun.Eの指揮で終わり。太鼓隊はまだ会場の周りを行進している。
    まさに25周年にふさわしいショウだった。いままで「おバカ」と言われながらも Cheap Trickを愛し続けてきて本当に良かったとつくづく思う。世界中からやってきたファンと、この瞬間を共有できて幸せ。
    こんなにアットホームな「ファンの集い」を催してくれるCheap Trickと スタッフの皆さんや、いつも暖かく親切にしてくれるアメリカのファン達に心からお礼を言います。
    そして、お休みをくれた課長!ありがとうございます!
    また来年Trickfestはないけれど、休みが取れれば必ずアメリカへ飛んでい きます。


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